[5] FreeRTOS ドライバ1―SCIドライバを使う

このFreeRTOSプロジェクトには5つのドライバが入っています。

その中の一つ、SCIドライバを使って、WindowsPCと通信してみます。

1. ハードウェア構成

使用するSCIチャネル:チャネル0
bpsは9600bpsです。

ハードウェア接続写真:

UARTのTX/RX. GNDを、UART/COM変換ケーブルに接続し、PCと接続します。

IO32: H8 SCI0のRX <—> PC側のTX
IO30: H8 SCI0のTX <—> PC側のRX

注:PCとは、3.3VインターフェースのUART/COM変換ケーブルを使用してください。

2. サンプルソースコードビルド

サンプルソースコードでは、データをPCに送受信します。bpsは9600bpsです。

このワークスペースにはいくつかのサンプルプロジェクトが含まれています。
ここでは、SCI経由でデータをPCに送受信するサンプルを動かしてみます。
bpsは9600bpsです。

まず、アクティブなサンプルプロジェクトを選択します。

ここでは、プロジェクト名”SCI_sample”をポイントし右クリックします。
Set as Current Project(和文は少し違うかもしれません)を選択してください。

ビルドします。

2. サンプルソースコード実行

E10A-USB経由でダウンロードし、リセットし、実行します。

Hello worldと表示され、その後は入力した文字をエコーバックします。