このFreeRTOSプロジェクトには5つのドライバが入っています。
その中の一つ、Timerドライバを使って、指定時間経過後にLEDを点滅させてみます。
これはOSが使用するタイマとは別のリソースを使い、汎用的にタイマを使えるようになっています。
OSリソースとは区別するため、General Purpose Timer (GPT)という名称で呼んでいます。IP内資源で言うと、ITUというタイマ資源を使っています。このITUは、インターバルタイマにもなるしPWMにもなります。そういった意味で、GPTと呼んでいます。(この呼称は一般的によく見るものだ、と思っています)
1. ハードウェア構成
使用するTimerチャネル:チャネル1, 2, 3
ハードウェア接続写真:E10A-USBのみ接続すればOK。
2. サンプルソースコードビルド
このワークスペースにはいくつかのサンプルプロジェクトが含まれています。
ここでは、GPTタイマを使用し、指定時間ごとにLEDを点滅させるサンプルを動かしてみます。
まず、アクティブなサンプルプロジェクトを選択します。
ここでは、プロジェクト名”TMR_sample”をポイントし右クリックします。
Set as Current Project(和文は少し違うかもしれません)を選択してください。

ビルドします。
2. サンプルソースコード実行
E10A-USB経由でダウンロードし、リセットし、実行します。
タイマ1,2,3に指定した間隔で、3つのLEDが点滅します。
