このFreeRTOSプロジェクトには5つのドライバが入っています。
その中の一つ、PWMドライバを使って、端子のデモをしてみます。
1. ハードウェア構成
PWMはITUをPWMモードにすることによって実現しています。今回、ITU1を使用してPA4に対しduty cycle を設定し、ロジックアナライザで波形を見てみます。
ハードウェア接続写真:E10A-USB接続先の隣のコネクタに、ロジックアナライザを接続します。
オレンジのワイヤーはH8のPA4、黒のワイヤーはGNDに接続しています。

2. サンプルソースコードビルド
ここでは、PWMを制御するサンプルを動かしてみます。duty cycle を68%で設定します。
まず、アクティブなサンプルプロジェクトを選択します。
ここでは、プロジェクト名”PWM_sample”をポイントし右クリックします。
Set as Current Project(和文は少し違うかもしれません)を選択してください。

2. サンプルソースコード実行
E10A-USB経由でダウンロードし、リセットし、実行します。
ロジアナで確認すると以下のようになります。

PA4の波形が68% dutyで変化していることがわかります。